レスピレーター
こんにちは、じむちょーです。
昨日はじむちょー、福島市の医師会館におりました。
第17回東電原発事故被災病院協議会に出席しておりました。
その中で警戒区域の4病院、じむちょーの尊敬する事務長さん方が
福島県に対する要望書の説明をしてくださいました。
総括するとですね・・・
私たちは地道に何十年も地域医療福祉に携わり貢献してきた。
私達は再び地域医療福祉に社会貢献をしたいだけだと。
すべては原発事故によって再開は物理的(マイナスからのスタート)に不可能だと。
もう我々は仮死状態で、絆創膏を貼ったくらいでは間に合わない。
レスピレーター(人工呼吸器)の装着をお願いします。
と・・・悲しいユーモアを交えながらお話をされました。
じむちょーの師匠にもあたる方です。
どんな時でも明るくユーモアたっぷりにいらっしゃいます。
これを聞いてじむちょー、不覚にも涙が出そうになりました。
今フランスのテレビがなんだかんだと言っておりますが・・・
私たち、旧緊急時避難準備区域、警戒区域の病院は
同じ国の公職にある方たちから、もっとひどいことを言われても、
にっこり笑ってやり過ごしてきています。
私たちはただ、地域医療を守りたいだけなのです。
だから、何を言われようとものみこんで頑張っています。
日本国という大きな病院は、私たちの傷など
治療の必要はないと思っているのでしょうか。
警戒区域の病院が一刻も早く回復されることを
微力ながら区域外で高野病院があり続けることで
応援し続けたいと思います。