言葉が通じない・・・
こんにちは、じむちょーです。
今福島県にはドラえもんが来ているそうです。
これで
そして、じむちょーにこれを持ってきてくれたようです!!
ほんやくコンニャク!!
ありがとう!ドラえもん!!
これさえあれば、どんな言葉も理解できちゃうんだよね!
では、さっそく・・・先程お見舞いにいらした患者さんのご家族のお話を翻訳!!
「東電は家族のお見舞い時の交通費は、月1回分しか認めない」
あれ??翻訳できないなぁ・・・
その方は震災当日の夜、道が遮断されていたのに、徒歩で病院へいらっしゃいました。
ご自身は埼玉に避難されて、それでも毎週最低1回は、埼玉の避難所から
ご家族のお見舞いにいらっしゃいました。
ご家族はもとより、あの混乱の中、お見舞いにいらしていただけることが
私たちスタッフにとっても、どんなに心強かったか。
それなのに1回分?? 駄目だ・・・翻訳できない・・・。
次はっ・・・
「補償金申請の最初の人たちにお金を出しすぎると、後からの人たちの
お金がなくなるので、今まで説明していた計算方式を変えます(笑)」
えっと、これは・・・なになに・・・企業努力をするつもりもなく、自分たちの身は守り
被害者には十分な補償はしないってこと・・・。
うーん、最後の(笑)は翻訳できないなぁ・・・。笑いながら言えることなのかぁ・・・。
ドラえもん・・・せっかく福島に来てくれたのに、言葉が通じないよ・・・。
国の中央の人たちは、毎日毎日私たちが、言葉の通じない人たちと
悲しい、苦しい、怒りの中で会話をしていることを理解しているのかな??
それとも私たちの言葉も、ほんやくコンニャクを使わないと、
彼らには通じないのかな??
いったい誰が正しく私たちの言葉を翻訳してくれるんだろう・・・ね・・・ドラえもん。
じむちょーさんの怒り、悲しみに同感です。震災と原発事故から10か月たっても悲しみと怒りが深くなっていきます。これからも、諦めずにいろいろな方々が声を、出していかなければ、前には、進まないと考えています。